キャットフードで健康を保つために

毛並・毛艶が良くなるフード

猫には自分で毛づくろいをする習性があり、毛並みや毛づやをきれいに保っているのが普通です。
しかし、キャットフードの与え方によって毛並みや毛づやに影響を及ぼすことがあります。
最近なんだか猫の毛並みや毛づやが悪くなった…ということはありませんか?考えられる原因はいくつかあります。

■毛づくろいの不足
猫の舌の表面はギザギザで、天然のブラシの役割を果たしています。
この舌で毛づくろいをすることで、ゴミや抜けた毛を絡め取って清潔を保っているのです。
そのため体調が悪いときが続いて毛づくろいができなくなると、毛並みが悪く被毛もパサパサになってきます。
もともと毛づくろいが苦手な猫の場合も、このような状態が多くみられます。

■栄養素の不足
猫の被毛を作るもとになるのはタンパク質です。
このタンパク質が充分に摂取できていなかったり、内臓疾患や寄生虫がいてうまく栄養素が吸収されなかったりすると、栄養素が不足して毛並や毛づやが悪くなります。
また、肥満を気にして極端にカロリーや脂質を抑えすぎるのも原因のひとつです。
このほかにも、水分の不足や老化、皮膚炎などが原因として考えられます。

毛並みや毛づやをよくするために

猫の毛並みや毛づやをよくするためには、毛づくろいと栄養素の不足の両方から補ってあげる必要があります。

■適度なブラッシングを
猫の健康状態に特に異常がみられない場合や、もともとあまり毛づくろいをしない猫には、飼い主がブラッシングしてあげましょう。
特に春と秋は換毛期で、普段より抜け毛が増えます。
短毛種の場合は1日1回、長毛種の場合は1日2回を目安に行いましょう。
使うブラシは天然毛でできているものを選ぶと、もともとの毛に油分が含まれているため被毛にツヤが出ます。

■栄養素が足りているかをチェック
猫の毛並みや毛づやに関連する栄養素には、タンパク質・ビタミンA・オメガ3脂肪酸などがあります。
キャットフードを選ぶ際は高タンパクのものを選びましょう。
亜麻仁油やキャノーラ油など良質の油を、1日にティースプーン1杯与えるのも効果的です。
こちらにタンパク質が多いキャットフードが紹介されています。
さらに、猫に与えているフードの添加物の割合もチェックしてみましょう。
香料、着色料、酸化防止剤などの添加物が多く使われていませんか?これらは猫にとって何の栄養にもならないどころか、毛並みや毛づやを悪くする原因にもなります。

ブラッシングと充分な栄養で毛並みと毛づやを保とう

病気の猫や野良猫は毛並みがパサパサのことが多いですよね。
充分な毛づくろいと栄養が毛並みや毛づやに大きく関係します。
健康なのに毛並みや毛づやが悪い、という場合はこのふたつを見直してみてください。
また、キャットフードの通販では様々なキャットフードが販売されています。調べて比較して栄養のあるものを見つけてみましょう。
【参考】
キャットフードと毛並みの関係
http://speed.on.arena.ne.jp/coat.html

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