キャットフードで健康を保つために

良質なキャットフード選び

キャットフードにはピンからキリまであり、今や国産だから安全と言い切れる時代ではありません。
キャットフード選びには飼い主の見る目が問われるのです。
本当に良質なキャットフードとはどんなものなのか、選び方のポイントをまとめました。

キャットフードの選び方のポイント

キャットフードはパッケージの裏面に記載されている原材料を見ることで情報を得られます。
キャットフードの原材料は、使っている量が多い順番に書かれているというのがポイントです。
また、材料名からそれが良質なものかそうでないかを判断することができます。

■良質なタンパク質が充分含まれているか
キャットフードの理想は高たんぱく・高脂肪・低炭水化物で、肉食動物である猫にとって動物性たんぱく質は欠かせません。
そのため、良質な肉や魚が多く配合されたフードが理想的です。
もしもとうもろこしや小麦などの穀類が一番最初に来ていたら、それは安価な粗悪品の可能性が高いでしょう。
猫は穀類をうまく消化吸収できず胃腸に負担をかけたりアレルギーを起こしてしまう危険性があります。

■合成添加物を使っていないかどうか
添加物のひとつである酸化防止剤には、合成のものと天然のものがあります。
天然のものにはローズマリーエキスやミックストコフェロール、合成のものにはBHA・BHT・エトキシキン・亜硝酸ナトリウムなどがあります。
合成よりは天然のほうがまだマシですが、できれば無添加のキャットフードを選ぶのが理想的です。
香料や着色料も猫にとって必要なものではなく、見た目だけの問題ですので使っていないに越したことはありません。

■信頼できる材料を使っているか
肉・魚・大豆で語尾に「ミール」もしくは「副産物」とつくものは避けましょう。
これらは純粋な肉の部分ではなく、死んだ動物の肉・骨・内臓・糞尿・羽などが含まれている場合があります。
「チキン」「サーモン」「サツマイモ」など、原材料名に近い形で記載されているほど安全です。

正しい知識を持ってキャットフード選びを

キャットフードについて正しい知識を持たずに安価な粗悪品を与え続けると、猫の体に負担をかけて病気を引き起こす可能性もあります。
いつまでも健康で一緒に暮らすために、猫にとって良質なキャットフードを選んであげたいですね。
また知っておきたいキャットフードのエコノミーとプレミアムの違いについても参考にご覧ください。

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